シミが気になってきた…。
なんとかして消したい…!
40代の多くの方がそう思っているでしょう。
あなたもそうではありませんか?
しかし、
- 何をすれば良いのかわからない
- シミに効果のありそうな美容液やクリームを手探りで使っている
- それでもシミの変化がよくわからない
というパターンになっているのでは。
あまり効果を感じていないなら、
ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
「こうしたほうが良い」の前に「やめたほうが良い」ことを
してしまっていないかチェックしてみましょう。
【知らないうちにやってしまいがちなシミに対して ”やめたほうが良いこと”】
シミ専門フェイシャルサロンのエステティシャンである私が解説します!
みえだ ゆか
シミ専門フェイシャルサロン Flownny 代表
2021年 大阪にオープン
二児の母
シミケア初心者さんがつまづきやすい理由
シミに悩み始めた方の多くは、SNSやネット検索で
シミ対策の情報を収集しています。
「ネット検索で出てきたおすすめランキングを参考に美容液を買った」
「Instagramで紹介されていたクリームを使ってみた」
いろいろ試しても なかなか結果が出ず、
シミケア難民になっているのでは?
実はそこには、
シミケア初心者さんが結果を出しにくい落とし穴があったのです!
シミケアに関するPR商品の紹介
WEBの記事やSNSで紹介されている商品には、PR商品も含まれています。
- PR商品:その商品を紹介することで紹介した人が企業から報酬をもらえる商品のこと
Instagramだとフォロワー数に応じて
PR商品の報酬額が決まる仕組みもあるようです。
「正直そんなに効果のわかる商品じゃないけど、報酬が良いから…」
という事情で、おすすめとして紹介されている商品もあるかもしれません。
それでも、その紹介を見ると
「効果がありそうな商品だ!」と思って使ってみたくなりますよね。
しかし、その情報ばかりを鵜吞みにしているとシミの変化は感じられない一方…。
そんな負のループに入ってしまいたくはありませんよね。
本当に良い商品は、広告費ばかりにコストをかけるのではなく
原価などに多くコストをかけるものです。
知らないうちに『PR商品』を選んでしまってはいないか、確認してみましょう。
シミタイプを把握できていない
シミには種類があることをご存知ですか?
なんとなく聞いたことあるかもしれませんが、
しっかり教えてもらう機会はなかなかありませんよね。
文字だけ見ると難しく感じるかもしれませんが、
頭の端っこに置いておけるよう シミの種類をご紹介します!
シミは大きく分けると5種類あります。
- 老人性色素斑 (日光性のシミ)
- 雀卵斑 (そばかす)
- 肝斑
- 炎症後色素沈着 (ニキビ跡・火傷跡など)
- ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
この中の「老人性色素斑」が日焼けなどによる一般的なシミです。
そばかすや肝斑は聞いたことはあるかもしれませんが、それでもよくわかりませんよね。
ここでの落とし穴は、
【自分のシミにあったアプローチができていない】ところ。
市販で売り場にある『シミへの有効成分が含まれている化粧品』は、
老人性色素班(一般的なシミ)が前提になっているものがメイン。
また、SNS等で紹介されている商品も同様です。
たまたま一般的なシミで、と肌の表面に限りなく近い場所にあり、深さのないシミであれば
市販の化粧品でも もしかすると変化を感じられるかもしれません。
とはいえ、そう順調には変わってくれないのがシミですよね…。(涙目)
ご相談に来られるお客さまの多くが
もしかしたら私のシミはこの種類かも?
でも、どうしたらいいかわからない…。
と おっしゃっています。
シミのことをたくさんお調べになっているあなたなら
なんとなく予想されているかもしれませんが、
実際のところどんなシミなのか、この機会にぜひ知ってくださいね。
あなたの肌やシミを、送っていただいた写真を用いてZOOMで分析しています。
ぜひご活用くださいね♩
シミを消したいなら やめたほうが良いこと
思考面×行動面 それぞれの
やめたほうが良いことを解説していきます。
当てはまっていないかチェックしてみてくださいね!
思考面
- シミは「消える」と認識している
- 短期間でシミは消えると思っている
- 市販の商品でシミを消せるものが知りたい
- 有名人のスキンケアを参考にする
- どうせ私なんて変わらないと思い込む
行動面
- 日焼け止めは夏しか塗らない
- 曇りの日は日傘や帽子を使わない
- 肌に触れる力が強い(大体の方が無自覚です)
- SNSでバズっている商品をすぐ試す
- 睡眠の質を意識したことがない
やめたほうが良い〈思考〉シミは「消える」と認識している
「シミケアとはシミを消していくこと」だと思っていませんか?
実を言うと、シミは消えません。
これからシミを消していきたい!と考えているところに
びっくりな情報だと思いますが、シミは消えません。(2回目)
「シミケア」を細分化すると、
- シミを薄くする
- シミを蓄積させない
- シミ発生を抑制する
ということなのです。
シミの原理を理解せずに「シミが剥がれるように消えてなくなる」というイメージを持ったままだと、
実際にシミが変わっていったとしても気づくことすらままならないかもしれません。
これじゃあ楽しくないし、モチベーションも上がりませんよね。
実際は シミがどんどん薄くなっていくことで見た目がきれいになるため、
絶対に塗らないと外に出られなかったファンデーションすらも必要なくなっていきます。
そして、一見シミがないように見えてもシミは潜んでいます。
新たなシミをつくらせないよう、同時に予防を行うことも重要です。
『少しずつ薄くなる+新たなシミをつくらせない』の同時進行で、
シミが目立たなくなっていくというイメージを持ってみましょう。
やめたほうが良い〈思考〉短期間でシミは消えると思っている
シミには今すぐにでも消え去ってほしいですよね。
そのお気持ち、痛いほどよくわかります…。
シミがただのペラペラのゴミとかなら「取っちゃえばいいや!」と私も思うかもしれませんが、
シミは細胞に色がついたもの。
ペッと取ってピャッと捨てられるようなものではありません。
つまり、どうしても
ある程度の期間はかかってしまいます。
もちろん短い期間でも少しずつ変化が得られるため、
ず~っと変わらない…なんてことはありません。
とはいえ「すぐ消したい!」の気持ちが強いと
シミケアをするには少し心がしんどいかもしれませんね。
やめたほうが良い〈思考〉市販の商品でシミを消せるものが知りたい
シミケアをしたい!と思っても、なるべく抑えたいのがコスト面ですよね。
…ですが、
市販の商品など低コストのものと、エステ専売品などでは
肌に対してできるアプローチがかなり違います。
できれば簡単に手に入るもので変わっていきたいですが、
それでシミや肌の変化が得られなければ…
結果的にコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
そして、気がつけばシミがさらに増えてきた…なんてことも。
そうなると結局、何のために頑張ってスキンケアしているのか
わからなくなってきますよね。(泣)
やめたほうが良い〈思考〉有名人のスキンケアを参考にする
憧れのあの人が使っている化粧品、
肌もきれいだし、私が使ってもきれいになれるんじゃないかな…!
と期待に胸が膨らみますよね。
ここで疑問に思ってほしいのが、
あの有名人の肌は あなたと同じなのか?ということ。
肌だけでなく性格、環境なども違いますよね。
厳しいことを言うようですが、あの人とあなたは別の人間です。
肌に対してしていることすべてをさらけ出してくれていたとしても、
あなたに合うかどうかは正直わかりません。
やめたほうが良い〈思考〉どうせ私なんて変わらないと思い込む
シミとは関係なさそうで意外と影響されるのが「メンタル面」です。
毎日鏡を見てため息をつく。
「はあ…私の肌ってなんでこんなに汚いんだろう。」
たったこれだけで、シミが増えていきます。
マイナスな気持ちになると、紫外線を浴びた時と同じ”活性酸素”というものが発生。
それがシミを増やす原因に繋がるのです。
大丈夫。あなたは変われます。
やめたほうが良い〈行動〉日焼け止めは夏しか塗らない
ギラギラと日差しが降り注ぐ夏は「日焼け止め塗らなきゃ!」と思うけど、
冬なんて特に日差しの強さを感じませんよね。
寒いし 紫外線も弱そうだし、
日焼け止めは夏だけでいいんじゃない?と思ったこともあるのでは。
お気づきの方も多いと思いますが、
強さに違いはあれど、紫外線は1年を通して降り注いでいます。
どうあがいてもシミの元となりますので、
日焼け止めは1年中必ず塗ってくださいね!
やめたほうが良い〈行動〉曇りの日は日傘や帽子を使わない
わかりやすく晴れていると、空から注ぐ紫外線を肌で感じますよね。
だからしっかり紫外線対策をされていると思います。
じゃあ曇りの日は…?
晴天の日よりは多少弱いですが、
曇りの日でも紫外線はしっかり降り注いでいます。
実際に外を歩いていても、
曇りの日は日傘や帽子を使わない方が多く見られますよね。
私しか使ってないじゃん…と
ちょっと恥ずかしくなることもありますが、
シミを減らす・増やさないためには自分の行動を信じましょう!
やめたほうが良い〈行動〉肌に触れる力が強い(大体の方が無自覚です)
これは意外と気づいていない方が多いです。(かなり)
もしかしたら あなたもそうかもしれません。
肌に触れる力が強い。というと…
- 洗顔
- スキンケア
- メイク
- 頬杖などのクセ
これらの時に起こる「摩擦」がシミケアに大きく関係しています。
摩擦が起きると、肌を守る力が弱くなり
明らかにシミが増えます。
そして、どれだけ肌に合った化粧品を使ったとしても、
シミが減りにくくなります。
そんなの困りますよね…。
やめたほうが良い〈行動〉SNSでバズっている商品をすぐ試す
SNSで度々バズっている商品を見ると
「これを使ったら変わるかも…」と思って、ついつい試したくなりますよね。
つまずきやすい理由:PR商品の紹介の記事でも説明しましたが、
バズっている商品はインフルエンサーに広告費が支払われているPR商品の可能性があります。
広告費にコストがかかっている分、原価にかかるコストが削減されている可能性もあり、
バズっているからと言って良い商品とは限りません。
やめたほうが良い〈行動〉睡眠の質を意識したことがない
シミと関係あるの?と思われるかもしれませんが、
最も重要と言っても過言ではありません。
睡眠の質が悪いと、寝ている間につくられる肌が脆く弱いものに…。
寝起きがすっきりしないだけでなく、シミができやすい肌になってしまいます。
睡眠の質を良くするための方法は、
今やいろんなところで目にすることも増えたのではないでしょうか。
たとえば
- 寝る前30分間はスマホやテレビなど液晶画面を見ない
- 寝る前に読書をする (本で)
- 寝る前に好きな音楽を聴く
- 食事と就寝時間を2時間以上あける
など。
「シミを消したい40代がやってしまいがちな”やめたほうが良いこと”」のまとめ
思考面
- シミは「消える」と認識している
- 短期間でシミは消えると思っている
- 市販の商品でシミを消せるものが知りたい
- 有名人のスキンケアを参考にする
- どうせ私なんて変わらないと思い込む
行動面
- 日焼け止めは夏しか塗らない
- 曇りの日は日傘や帽子を使わない
- 肌に触れる力が強い(大体の方が無自覚です)
- SNSでバズっている商品をすぐ試す
- 睡眠の質を意識したことがない
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